僕は手術が怖いという気持ちを抱えたまま、自分の気持ちをごまかすように約6ヶ月もの間、ボラギノール軟膏を塗り続けるという意味のないことをしていました。
もしこのブログを読んでいるあなたが市販薬で痔瘻を治そうとしているなら、それは無駄な出費とただの気休めです。
痔瘻をそのままにしておくと、想像以上に重症化して最悪の場合は命に関わる大事にいたります。
痔瘻の正しい知識を身につけて、ぜひ早期治療をしてください。
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僕も痔瘻に関して正しい知識が無かった時は、ボラギノール軟膏を毎日塗っていました。
痔瘻を放置していた約6ヶ月の間で計2本のボラギノールを消費しました。
塗り薬で治ったと勘違いしてしまうメカニズム
筆者の場合ですがボラギノールを塗ってさえいれば、いずれ完治するだろうと考えていました。
当時の僕の考えをザックリとまとめると、こんな感じです↓
放置期間
- 膿が溜まって患部が痛い
- ボラギノール軟膏を塗る
- 患部の一部が破けて膿が出る
- 軟膏のおかげだと勘違いする
- いつか完治すると思い込む
「③患部の一部が破けて膿が出る」のは軟膏が効いたからではありません。
これは思春期のころ、顔にできたニキビから勝手に液体が出てくるのと同じ感じだと思います。
患部から膿が出ると一時的に痛みが軽くなるだけです。痔瘻が良くなったわけではありません。
ボラギノールやオロナインでは治らない
ネットで調べれば分かることですが、痔瘻に効く市販薬はありません。
痔瘻の完治は手術するしか方法がありません。
これはボラギノールの公式サイトにも明記されています。
痔ろうや、その前段階の肛門周囲膿瘍は、市販薬では治すことができません。これらの症状が疑われたら、なるべく早く専門医を受診してください。
たまに膿が出てくれて痛みが引くと、治ったと思っちゃうんですよね。
うすうす僕は「ボラギノールで痔瘻は治らないのでは…?」と気づいていましたが「いつか治るに違いない」と信じていました。
参照元:ボラギノール公式サイト
町医者で処方されたのは注入軟膏
僕は痔瘻の発症から約半年後に、初めて肛門科の町医者へ行きました。
そこで処方されたのは注入式の軟膏でした。
これはあくまでも手術の日まで痛みを軽減するためのものです。
個人差はあると思いますが、処方されたこの注入軟膏を使うと明らかに痛みが軽くなって助けられました。
詳細は別記事「肛門科で初受診!痔瘻の入院前に紹介状をもらって出費を抑えるべし!」をご覧ください。
そしてボラギノールにも注入軟膏があるのですが、公式サイトを見る限りでは「痔瘻に効果的」とは一言も記載されていません。
こちらはあくまでもイボ痔と切れ痔に効果的なだけかもしれません。
僕は薬学に精通していないので、注入軟膏に関して的確なことは言えません。
やはり痔瘻に精通した専門医に1日でも早く診てもらうことをおすすめします。
参照元:ボラギノール公式サイト
痔瘻の応急処置は冷やす程度しかない


僕も痔瘻の痛みを経験していますから、本当に辛い気持ちは分かります。
手術の日までは患部をできるだけ「冷やすこと」と、「清潔に保つ」ことがポイントです。
応急処置・患部の冷やし方
痔瘻の腫れが痛むときは冷やすのが唯一の対処法です。
決して温めてはいけません。痛みが増してしまいます。
おしりの周囲が腫れて痛むときは、患部を冷やすこと。うつぶせの姿勢で、患部にタオルを置き、その上から冷やすと痛みがやわらぎます。
参照元:大正製薬
とにかく肛門まわりを清潔に保つ
痔瘻の患部から出る膿は衛生的に良くありません。
手術で完治するまで膿が止まることはなく、独特で嫌な臭いもしますし、パンツにも付いてしまうのでとても不快です。
大便をした時はもちろんですが、1日の中で定期的に何度もウォシュレットで清潔に保つのがおすすめです。
しかしウォシュレットの強さを最弱に設定したところで、メチャクチャ痛いです。
あの激痛のなか小まめなウォシュレットを出来る人は、なかなかいないと思います。
肛門を清潔に保つのにオススメなのは「ガーゼをお尻に挟むこと」です。
術後のガーゼは必須で行わなければならない事なのですが、いま思えば手術前にもやっておけば良かったなと感じます。これは手術経験者の僕だからこそ出来るアドバイスです。
肛門まわりを清潔に保ちたい方は別記事「良品&低価格のおすすめガーゼ!当て方や交換頻度も解説!」をぜひご覧ください。
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痔瘻を放置は危険!命にかかわる重症化リスクもある


痔瘻は自覚しづらいので注意が必要です。
筆者も痔瘻でしたが、知識が無かったため発症当時は痔だという自覚がありませんでした。
ある朝起きると、前触れもなく肛門に激痛が走りました。
しかも痔瘻は肛門から少し離れた位置に現れる症状なので「痔になった」とは思わずに「肛門の近くにニキビができた」と思ってしまったのです。
肛門を医者に見せるのも恥ずかしいし、しばらくそのままにしておこうと考えてしまいがちなのですが、それは間違った判断です。
痔瘻は手術以外に治療法がありません。しかも、放置すればするほど悪化してしまいます。
痔瘻の複雑化
痔瘻は肛門内部で溜まった膿が肛門まわりの皮膚までトンネルを掘るように進んでしまう症状です。
単純なものであればストレートな一本のトンネルですが、複雑化してしまうとY字のトンネルに枝分かれしてしまいます。
また、膿のトンネルが睾丸や骨盤の方まで達してしまうと、とても厄介な痔瘻になってしまうそうです。
長期間の放置で癌化の危険性あり
また、痔瘻を10年くらい長期間放置し続けると、最悪の場合には肛門癌(がん)へと発展してしまいます。
僕は医師から「悪いこと言わないから、覚悟を決めて早めに手術した方がいいよ」と入院を勧められました。
痔瘻で悩んでいるあなたにも、肛門科での早めの受診を強くおすすめします。
参照元:佑健会 木村病院
死に至る敗血症の原因にもなりうる
不安をあおるつもりはありませんが、命にかかわる感染症「敗血症」などの原因になることもあります。
敗血症とは?
感染症がきっかけとなって起きる、二次的な症状。具体的には、何らかの感染症を起こしている細菌などが増殖して炎症が全身に広がり、その結果、重大な臓器障害が起きて重篤になっている状態。
痔は恥ずかしいことではありません。臓器の端部に異常がみられているわけですから、立派な病気だという認識で必ず病院に行きましょう。
参照元:ドクターズ・ファイル
炎症性腸疾患「クローン病」の疑いもある
数十%~90%もの確率でクローン病の患者さんが肛門に病変ができると言われています。
クローン病とは?
全消化管に炎症性の潰瘍などの症状が現れることを指します。
つまり「実は先にクローン病だった。だから、あとで痔瘻が併発した。」というケースが考えられるのです。
そのため、痔瘻の患者には大腸カメラ(大腸内視鏡検査)も行うのが一般的とされています。
肛門が痛いだけでは済まされない事態になっているかもしれないと考えて、勇気を出して病院へ足を運んでください。
まとめ
痔は決して恥ずかしくありません。
友達や会社の同僚に笑われるかもしれませんが、そんなのは放っておけばいいんです。
女性の場合でしたら、なおさら恥ずかしいと感じているかもしれませんね。
しかし、肛門科の先生にとって患者の肛門を見るのは当たり前の日常です。
男性も女性もありません。一患者さんとして接してくれるだけです。
痔瘻は自然治癒しません。手術以外の治療法がありません。
肛門科に行くには勇気と覚悟を持って、羞恥心を捨てる必要があります。
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